各自治体でマインクラフトを活用する事例が出ています。
今回知ったのが高松市が開催している「たかまつマインクラフトまちなみデザインコンテスト」
「たかまつマインクラフトまちなみデザインコンテスト」は「未来の高松のまちづくり」をマインクラフトで表現する作品コンテストです。 マインクラフトを用いて未来の高松「サンポートエリア」を自由に創造してもらうことを通じて、未来のまちづくりに市民の皆さんが関心を持ってもらい、持続的なまちづくり参加へのきっかけとなることを目指しています。 高松がこれからも魅力や活力にあふれ、持続可能な街になるよう、皆さんの思いが詰まった、たくさんの未来のアイデアと作品をお待ちしております。
たかまつマインクラフトまちなみデザインコンテスト~マイクラからはじめるメタバース~
マインクラフトで未来の高松駅周辺の「サンポートエリア」を作ってみようというコンテストです。
このコンテストでは、「高松市サンポートエリアワールドデータ」、マインクラフトで開くことができるワールドデータが公開されています。
どんなワールドデータが公開されているか興味があって、ダウンロードしてマインクラフトで開いてみました。
単純化されたワールドデータが出てくると思っていたのですが、しっかりと作り込まれているマインクラフトで作った町です。
せっかくなのでシェーダーといわれる光と影がより現実になるもので見てみました。
マインクラフトは四角いブロックで構成されているので、ポリゴンの3Dに慣れた人にはカクカクしているように見えるかもしれませんが、これをマインクラフトで作ろうとしたらどれだけ時間がかかることか。
近くの高松城跡、玉藻公園もしっかりマイクラとして再現されていました。
この一角だけでもしっかり見る価値があります。
このワールドの広さが気になったので、周辺をマインクラフトの地図に落とし込んでみました。
最大サイズの地図は木枠一つの1辺が現実世界換算で約2km。
ですので2km×3.5km位の広さがあるということです。
周辺の白い部分は地形データ(おそらくはPLATEAU)をマインクラフトに変換した部分だと思いますが、中心の作り込まれた部分だけでも1.5km×1kmくらいの広さがあります。
マインクラフトの建築に長けたプレイヤーが、何人でどのくらいの時間をかけて作ったことか。
もうこの時点で完成された作品だと思ってしまいます。
マインクラフトの、これだけ作り込まれたワールドデータを公開してくれた高松市は凄いの一言。
周辺の白いエリア程度で良いので、他の自治体もマインクラフトのワールドデータを作って公開してくれたら、マインクラフトの楽しみ方も広がるんじゃないかなと思います。