SONYの液晶一体型モデルVGC-LM50BにVISTAのSP1を適用したら、再起動しなくなったという相談。
以前も他で、SONYの液晶一体型モデルで似たような事があったと思いつつ、まずは、SONYのサポートに問い合わせてみては、とアドバイス。
しかし、サポートセンターでも現状復帰はできないとの解答で、リカバリーを勧められたとか。
リカバリーは仕方ないとしても、データの取り出しができませんか?
ということで、PCを持ってきてもらうことに。
一度起動してみてもPCは通常に起動するものの、OSが上手く立ち上がらない。
ならばということで、CDブートのKnoppixから起ち上げ。
USBの外付けHDDもしっかり認識していたので、内蔵HDDと、外付けHDDをファイルマネージャーからマウント。
内蔵ドライブ内の users フォルダを外付けにコピー。
ほかに特別なソフトも使ってないそうなので、一度ほかのPCで外付けHDDにバックアップしたデータを確かめてもらう。
またリカバリーは自分でできそうだと言うことで、あとはユーザーさんに。
PC自体が上手く起動しない場合は、分解してHDDを取り出しほかのPCでデータ吸い出しも考えたのですが、今回はそこまでやらなくても大丈夫だったようです。
一体型のPCやノートPCって、分解の手順がややこしくて、その段階で結構手間が掛かってしまいます。
これからだんだん暑くなってくると、PCの不調が増えて来たりします。
ファンのあたりにほこりがついて、内部の温度が上がってしまうのが結構ある症状です。
今のうちにエアダスターで、ほこりを取っておくこと。
それから大切なデータはしっかりバックアップ、ですね。