午前中仕事の打ち合わせで「なだれ込み研究所」に。
人待ちでのんびりしていたら、外人の女性が「こんにちは」
なんでも、昨年末になだれ込み研究所の活動に興味を持って来たあと、クリスマスにアメリカに戻って、また掛川に来られたのだとか。
よくよく顔を見ると、昨年末、三の丸広場のすっぴの茶席で、お抹茶を飲んでいただいた方。
先方も覚えていらしたようでお互い「オォ」と言ったところ。
何でも、今年から掛川に住むことになるので、その挨拶とアメリカ土産を届けに来たのだとか。
彼女、日本に興味があると言うことで、日本語も流暢に話す。
でも、ちょっとした言い回しがまだ難しいようで、かな英語混じりでの会話。
「お正月は解ります?New year’s day」
とか
「お餅は?なんて言うのだろう」
とExcite エキサイト 翻訳 : 英語翻訳 で調べて
「Rice cakes」
とか
「そんじゃ雑煮は、Rice cakes soup?」
じゃなくて”Rice cakes boiled with vegetables” 「野菜と煮た餅」というのだとか。
ひととき、頭の片隅に追いやってあった英語の単語を引っ張り出す作業。
学生時代は、とても英語が苦手で、大嫌いだったのだが、このくらいの年になるとそういったことが楽しく思えるから不思議な物。
学生時代もこのくらい英語を楽しめたら良かったのにね。
もっとも楽しかったのは、彼女の人柄にもあるようで。
こちらがどんな変な英語をしゃべっても、一生懸命理解しようとして、こちらもさらにわかってもらえるように話してみる。
学生時代、ゴールデンウィークに友人の宿を取るのに京都で旅行会社の窓口の前に並んだことがある。
自分の後ろにいたのが外国人。
旅行会社の人が出てきて「一人様、2万円からとなります」とか行っていたのを、後ろからその外人さんが「なんて言っているの?」らしい英語で聞いてきた。
・・・えー一人だから・・・
「One man」と言いかけたら
「One person!」と即座に訂正された覚えが
それでも「One person is・・・」とまではいいのだが、2万円って英語でなんて言うんだろう、なんてとっさにですはずもなく
「ワン パーソン イズ ニマンエーン」
そのあと、激しく自己嫌悪に陥ったのは、やっぱり若かったからかな。
閑話休題
その後なだれ込み研究所所長?が来ていろいろ話しているうちに、彼女の作った、鮎釣りの人をかたどった切り絵のグリーティングカードをさして。
「わび、さびだねぇ」
彼女
「Wasabi?」
いや、わさびじゃなくって・・・
で、英語での「わび、さび」の表現についてひとしきり。
自分もいろいろ考えてみたけれど、「わび、さび」って日本語で説明するのも難しい。
なんとなく感覚では分かるつもりなんだけど。
これはちょっと宿題?
ともかく久しぶりの英会話だったわけで。
ぷち英語村?