ろくろ、初挑戦

 昨日は、掛川ライフスタイルデザインカレッジの茶と器学、1回目。
 原田にある、竹廣泰介氏の工房、竹廣工房にて。
 器を作る陶芸では、粘土をこねて形作らなければいけないのだが、粘土にさわるっていつ以来の体験だろう。
 ひんやりとした粘土を手のひらで押したときの、ひんやりとした感触、ぐにっていった感じ。
 子供の頃は田んぼに入ったりして手だけでなく、足でも味わったそんな感覚。


 そんな事を考えながら、器作りの一回目。
 目の前にはろくろ。
 手回しのろくろ。
 昔からろくろって言うのは自分の中ではあこがれの的だたっのだが、これがろくろ初体験。
 今回の陶芸は手びねりというものだとか。
 ということでまずは底。
 
茶と器学1_0030
 適当な大きさに取った粘土をろくろの真ん中に乗せ、手のひらで叩いて平たくする。
 そしたらいよいよ、ろくろの出番その一。
 ろくろを回して適当なところに爪楊枝をおろすと、粘土の円盤のできあがり。
茶と器学1_0031
 その円盤の上にひも状にした粘土を、くるっと乗せて(このときもろくろって便利)ひもの両サイドを押しつけてなじませる。
 次も同じようにその上に、ひも状にした粘土を乗せ下の部分となじませ、という作業を繰り返しだんだん高く。
茶と器学1_0033
 それと同時に内側をきれいに整えて整えて。
茶と器学1_0051
 上を切り取り口の部分をなめらかに。
茶と器学1_0058
 で、出来上がり。
 と、自分のつたない説明だといかも簡単に出来上がったようなのだが、簡単のようで難しい。
 途中、どうも薄いところができてしまってそこを補強したり、だんだん上が広がってきてしまってつぼめなおしたり、思ったような形にならなかったり、と、結構苦労したのである。
 ともかく、なんとなく器のようなものが出来上がりそうな感じ。
 次の日曜日は、削りの作業なんだとか。
 さて、何をするのだろう
 結構楽しみ。

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