掛川ライフスタイルデザインカレッジ7月のフォーラムは、民俗学研究者・横山廣子氏 講演会、『中国人・中国文化との出会い』
-文化人類学的理解の醍醐味-
このところ段ボール肉まんなど、中国に関していろいろなニュースがあったりするのだが、中国と日本、どんな違いがあるのか、といったあたりの話が興味深かった。
中国の儒教的な考えでは、身近な人との関係をより大切にする。
親族のあり方として、男系の大家族というのが理想の家族形態で、親族集団を大切にする。
企業や海外においても、同類制、縁、ネットワークを大切にする。
そんな中で中国人にとっての幸福というのは
・現実を肯定的にとらえ、そこでの幸福の実現
・具体的な事柄に注目し、身近な人々との関係を大切にしながらこの世を良く生きる
・家族、同郷など身近な人々との関係を強固に築き、その人間関係の中で幸福を追求。
なのだとか。
日本人と違うところがあるような、でも似ているところもあるような。
なんとなく、最近中国の違いというのが目立つような気がするのだが、やっぱり基本似たような部分もたくさんあるのかもと、再確認させられた。