新春最初の講座で思うでも書いたように、昨年の11月から、Web系職業訓練の講師をやらせていただきました。
Webクリエイター能力認定試験の取得がひとつの目的。
まずはホームページ作成ソフトを使ったウェブサイト作成の基礎。
それからテキストエディタを使った、HTMLとCSSをみっちりと。
途中、他の方によるオフィス系の講習が入ったあと、簡単なイラストレーターとフォトショップの使い方、といった流れ。
HTMLとCSSの基礎を理解し、簡単な画像パーツの作成、加工ができるようにというのが、最低ラインの目標だったのですが、幸いなことに生徒の出来がよく、デザインカンプを作ってそれをウェブページにコーディングできるくらいの能力を身に着けてくれた生徒もちらほら。
とはいえ、ウェブ製作で食っていくのは、けっこう難しい。
デザインをウェブページに落とし込むコーディングだけではきついし、デザインができるだけでも大変。
文章作成、コピー作成、写真撮影などのスキルも必要になってくるし、なによりウェブサイトの企画立案やら、SEO、ウェブプログラムのスキルなんかも必要になってきているし。
コーディングにしても、そろそろHTML5とCSS3の知識も学ばないといけなかったりして。
ホント、これを知っていたら大丈夫というものはなくて、Webクリエイター能力認定試験の資格を持っていたら就職できるという話でもなかったり。
日々変化しているウェブの世界。
その変化を楽しんで、新しいことを貪欲に吸収していくことができること。
なによりも、そんなスキルが一番大切なのかもしれません。
楽しんで学ぶこと。
そんなことが、伝えられたかどうだか。
とにかく、ウェブの基礎 HTML、CSS の基礎だけはしっかり教えたつもり。
それを礎にして、ICTにかかわる仕事になんとか就労して欲しいところ。