掛川葛布未来づくりフォーラム実行委員会による、掛川葛布未来づくりフォーラムに参加してきました。
掛川市の特産品である葛布の将来を考えようという集まりで、掛川市の葛布文化や未来づくりに興味のある方が、100人余集まってのフォーラムでした。
フォーラムの内容についてはここでは深く触れませんが、フォーラムの休憩時間に主催者側の方から相談されたのが、このフォーラムのあとインターネット上で参加者同士が意見交換したり、これからのイベントのお知らせをする仕組みができないかとのこと。
身内同士に近い小規模なフォーラムならば、お互いが何らかの連絡手段を持っていて、それなりにそののちも連絡を取り合って持続できる場合もあるのですが、100人くらいのフォーラムだと参加者全員に後日アクションをするのはむずかしそう。
これまでの経験上、こういった集まりってその場では盛り上がり良いアイディアが出たりするのですがその場限りで、なかなか実際のものとして現実されることって少ないんですよね。
実行委員会の中心メンバーで何らかの形が実現しても、それをお知らせするすべがなく
「知らないうちになんかやっているね」
ということも、よくあること。
そういった意味では、こういった参加者に対してネットを使ってアクションできるような仕組みづくりというのは大切ですね。
一番アナログな方法として考えられるのが、参加者に対して資料の郵送。
参加受付時に住所を聞いておけばできなくはないけれど、まあコスト面でなかなか難しいでしょう。
同じく、参加受付時にメールアドレスを聞いておけば、同報メールを送る方法もあります。
けれどそのメールを広告・宣伝目的と考えられるとのオプトインの仕組みを考えないといけませんし、現状メーリングリスト、メールマガジン系の無料サービスも、これといってお勧めできるものが無いのが現状です。
その他Webサイトやブログを開設してお知らせをする方法もありますが、ボランティアだけで構成された団体だとその業務をだれが遂行するかで大変そう。
となると比較的Web上での情報発信のハードルが少ないSNS系の活用がよいかと考えますが、一口にSNSといっても今やSNS界も百花繚乱。
いろいろなサービスがあって選択に困ります。
とはいえ現状だと利用者数的に、LINE、Facebook、Twitterあたりが現実的でしょうか。
Twitterを開設して、希望者にフォローしてもらうのが一見一番ハードルが低そうです。
ですが、流れ続けるTwitterのツイートのなかで、流した情報を見てもらえる確率は低そうな感じ。
現状の普及度からすると、LINEを使うのがよさそうな気もしますが、LINEグループの場合主催者側ですべての参加者と友達になっていないとグループに招待できないので、今回の場合難しそう。
LINE@を使って、参加者にQRコードを配って友達になってもらう方法もあります。
ただ無料でメッセージ配信できるのが、月1千吹き出しということで、参加者の人数によっては月に数回しか送れない可能性もあります。
ただ今回の場合、百数十人になるかと思うので、月10くらいお知らせを送れると考えると、これはこれでありかな。
結局今回選択したのがFacebookにグループを作って、運営側に
「Facebookで○○と検索して、グループ登録してください」
とアナウンスしてもらう方法。
参加者の年齢層と、地域性を考えるとそれなりにFacebook利用率が高そうだと思っての選択ですが、さて良かったのかどうなのか。