6月19日、台風4号の接近につれて、夕方から風雨が強くなる。
掛川市内の台風の状況を台風4号災害情報トピック【2012.6.19】 | 災害コミュニティ | 掛川市地域SNS「e-じゃん掛川」でパソコンから確認、辺りの状況を書き込みしながら、何とか大きな被害も出ず通り過ぎるかな、と感じていた21時過ぎ。
突然辺りが真っ暗に。
iPoneの明かりを頼りに、家族がいた寝室に移動。
停電となると、自宅のインターネットが使えないので、iPhoneで情報収集。
昨年の台風15号の際には、停電が起きたところがあり、復旧まで数日かかったところもあったとは知っていたものの、自分の所はすぐに回復するだろうと希望的観測をしてしまいがちなところだったのですが、iPhoneでTwitterを見てみると、掛川市内だけでなく森・袋井・磐田・浜松など、けっこう広範囲で停電が発生しているというツイートが。
これは、停電が直るまではけっこう時間が掛かりそうと覚悟して、iPhoneで状況把握をすることに。
ブログ・地域SNS、それからTwitter・Facebookが一般化してきたこの数年、災害時にはネットを使うことで、近場の状況が把握できて自分の安心に役だったのですが、それも電気が来ている中でインターネットとPCがあって事のこそ。
ライフラインの一つの電気が途切れることで、一気に情報収集、情報発信が難しくなるということを改めて実感。
それでも3G回線と、バッテリーで動くiPhoneで停電中でもTwitter等である程度の状況を把握できたというのは、助かったところ。
もっともiPhoneでなくても、ガラケーでTwitterをみて、同じようなことができたとは思うのですが、たぶん印象としては少し違ったような気がします。
その後、Twitterで河川沿いの地域に避難勧告が出たとか、土砂災害の危険性のある地域にも避難勧告が出たのと情報が入ってきたのですが、幸いなことに自宅は高台ということもあって、身の回りの危険性は低いという判断で、早めに寝てしまいました。
翌朝(って今朝ですが)起きてみると、台風は通過した後で、雲りなものの穏やかな天気。
とはいえ、停電は続いたまま。
まあ、明るくなったら多少電気が無くても何とかなる。
でも、かみさんが東海道線で静岡まで行く予定だったり、仕事場も停電状態だったら仕事にならないということで、朝から情報収集。
携帯ラジオでもあったら、電車の運行状況の方はなんとかなったと思うのですが、それも無し。
結局iPhoneを使って東海道線の運行状況を調べ、また仕事場の地域の停電状況はTwitterで教えてくれた方がいて、これまた一安心。
電気が使えない、テレビからの情報がない状況で、ネットからの情報が無かったとしたら、ずいぶん不安な昨夜から今朝を迎えていたと思うと、iPhoneがあってよかった。
とはいえ、反省点もいくつか。
ネットの情報を得るのに、自宅ネットとPCがあればと、たかをくくっていたためiPhoneその他の充電を怠っていて、モバイルバッテリーを使っても朝にはバッテリー残量20%という状況で、もしかしたらiPhoneのバッテリー切れがあったかもしれないということ。
それから、万が一の時の備えとして:「深」のめもと買った、SW手回し発電ラジオライトを仕事場に置いてきてしまったこと。
まあ、こちらの防災ラジオ、今日確認したらバッテリー切れで役にたたない状態ではあったのですが(^_^;)
今回はそれでも何とかなったのですが、来るのが分かっていた台風でもこんな調子。
いざというときに備えておくのは、大切ですね。
そして、今日の夕方。
Twitterで「虹でてる」のつぶやきがいくつか。
外に出てみると、確かに虹
良いものみてラッキー。
それにしてもTwitterとか、こういったものって、
不安を分けて半分に、
楽しさも分け合って2倍に、
するものだと。