昨日サービスが開始された、Googleのオンラインストレージサービス「Google Drive」 昨日はまだ、自分のアカウントではサービスを利用できなかったのですが、今朝になって利用できるようになっていました。 さっそく利用を開始して、専用アプリケーションをインストールしてみました。
他のオンラインストレージサービスと違って、Google Drive はGoogleドキュメントと連携しているので、利用開始時からGoogle ドキュメントに保存されているファイルが入っています。
Gmail に添付されているエクセルやワードの文書を開くのにダウンロードせずGoogleドキュメントで見ることが多かったので、けっこう多くのファイルが入っていました。
それらが、PC内に同期。 同期フォルダの場所は、My Document内でなくてユーザー名フォルダなので注意が必要。
もっとも、フォルダへのショットカットをデスクトップに作ってくれるので、見つけられないことはないかも。
そして同期されたファイルは拡張子が「.gdoc」「.gsheet」となっていて、開くとブラウザ内でGoogleドキュメントが開くURLショットカットの形式になります。
まずはそれの整理から。 不要なファイルはゴミ箱に入れて整理。 ゴミ箱なので、完全に削除するまではいつでも復活できるのでちょっと便利。
もっとも、Google ドライブ オンラインの容量のカウント方法 – Google Drive ヘルプによると
容量にカウントされないアイテム
Google ドキュメント(Google 文書、スプレッドシート、プレゼンテーション、図形描画など)
空のフォルダ
他のユーザーがあなたと共有しているファイル
とのことなので、Google ドキュメントファイルは容量に関してはあまり気を遣う必要がないかも。
試しに画像をいくつか貼り付けた1MB程度のワードファイルを、アップロードの際Googleドキュメント方式に変換したところ、使用容量は0のまま。
簡易的な画像の保存・共有には使えるかも。
通常のワード・エクセルのままアップロードした場合は、容量が消費され、またオンラインで編集できないのですが、印刷する必要があるファイル等の場合、 形式が維持されるので、そちらの方が良い場合も。
使い分けが必要ですね。
容量については、Google Driveサービス開始前、オンラインストレージサービスを整理してみる | 深ノオトで見たように、他のサービスは追加で無料容量がもらえたりで10MB~50MB程度になってきている中、5MBの容量は少なく感じてしまいます。
Gmailのように、微妙にだんだん容量が増えて行く・・・といったことはなさそうですし。
ちなみに、GoogleDrive利用開始に当たって、Gmailの容量も10GBにアップされていました。
利点としてはGoogleのアカウントを持っている人が多いということ。
他のオンラインストレージサービスの場合、限定共有するとき相手もそのサービスを使っている可の確認、使っていない場合アカウントの取得などが必要ですが、
「Gmailのアドレス、教えて」
で、済む可能性が高い。
結局、GoogleDriveは、オンラインストレージサービスとして考えるよりも、Googleドキュメントの拡張として使った方がよさそうな感じです。
5MBの容量でも、 Google ドキュメントは容量としてカウントされないのでそれを中心に、補助的に画像やワード・エクセル文書をグループで共有、といった使い方が一番向いているような気がします。