昨日の夕方、義弟が家を新築と言うことで建前のお手伝いに。
このあたりだと、建前と言えば餅まき。
家のうえに登って、餅を巻くという機会は、そうそうあるものではない。
実際、自分も中学のとき自分の家の際に経験して以来。
もちろん、どんなことをやったかなどの詳細は、ほとんど覚えていない。
こんな足場からもち投げ
裏の足場から見たところ
日が西に傾いて、たくさんの人が
幣束の前で乾杯
餅を拾って帰る人たち
棟上げの儀
最後に乾杯
それから家の両親、妹夫婦が餅をそろえたり赤飯を炊いたり忙しかった様子。
自分が行った頃には一段落。
それでもちょこちょこした雑用がぼちぼちと。
赤飯を包んだり、お返しの準備とか、義弟の長男の迎えとか。
昨夜降った雨も一時的なもので、多少風があったがまずまずの天気。
早い人は3時くらいから場所取りに来ていたが、3時半くらいにだんだん人が増え始め混雑してくる。
昔はちゃんとした足場など無かったので、柱の上から投げたような覚えがあるのだが、今ではしっかりした足場があるので安心。
もうすでに屋根も張って、壁のベニヤも打ってある。
その足場に餅を上げ、もち投げの準備完了。
2階に上がり、上等の儀式。
幣束に向かって、2礼2拍手1礼。
御神酒で乾杯していよいよ餅まきに。
自分の担当は裏手。
まずは、すな餅を投げるため、北西の隅に移動。
足場があって安心、とはいうもののこの場所には足場台はない。
屋根の上をそろそろと移動して、準備完了。
すな餅を投げる順番は、北東の鬼門、南東の裏鬼門、それから自分の北西、最後に南西。
中にいる建設屋さんの合図で投げ終わり、足場のあるところに移動してもち投げ。
餅に、お菓子に、おひねり。
上から、投げた餅を拾っている下の人たちを見ると、なかなか気分が良かったりする(^^ゞ
餅も投げ終わり、三々五々に帰って行く人を見届けた後、施主の義弟親子で、家の四方に酒、米、塩をふる棟上げの儀。
それが済んだら、大工さんと身内で、もう一度御神酒で乾杯。
最後に三本締めで締め、大工さんにご祝儀を渡し建前も一段落。
ふー疲れた。
お手伝いの自分も疲れたんだから、施主の義弟はもっと気疲れしたんだろうなぁ。
ともかく、立派な家が建つといいね。
コメント
自分も秋に実家でやりました。
当日天気が悪く急遽子供のお菓子を袋に詰めたりとバタバタでした。
足下もぬかるんでいた中、それでもたくさんの人が来てくれたので良かったです。
深さんが書かれたように、すな餅(お金を貼り付けてました)をまく順番は全然知らなくて、まく直前に聞きました。ちなみにやかんもまきました。
子供でも一人50個くらい、大人で多い人は200個くらい持って行ったと思います。
それにお菓子とおひねりが大量にあったので、みんな満足してくれたのではと思いました。
施主は気が張って、一番大変だったと思います。
おつかれさまでした。
>粋酔会さん
コメントありがとうございます。
建前も雨だったり雨上がりだったりすると大変ですね。
そういえば、すな餅、中にお金が入っているときもあったような。
今回はどうだったんだろう?
ホント、施主は大変だったと思います(^^ゞ