末息子のちびがおもいのほか上手に自転車を乗り始めたせいなのか、先日の白鳥和也氏の『自転車人間試論』の影響か、先日来チャリンコ乗りたい気分が高まってきている。
昨年もこのあたりの時期に、そんな気分が盛り上がっていたのだが、さて自転車どうしようと悩んでいるうちに骨折なんてこともあって、結局乗らずじまい。
今年はそんなことの無いように、親父が昔買った中古のサイクリング車を整備してみる。
この自転車、一応サイクリング車(ロードレーサー?)
でも長年乗っていなかったため、タイヤの空気は抜けているは、あちこちサビだらけだったり、はたしてちゃんと乗れるようになるのかと思って、昨年は乗らずじまいで終わった代物。
とりあえずタイヤに空気を入れてみようと思ったところ、普通の自転車のバルブとは違った、見たこともないバルブがついている。
もちろん家にある空気入れでは、空気は入れられない。
どうしたものかと、サイクルランドちゃりんこに駆け込んでみる。
「ああ、それはフランス式のバルブだから、アダプターをつけたら大丈夫だよ」と奥さん。
そのアダプターを買って、家のおんぼろ自転車につけてみると、なるほどしっかり空気を入れることができる。
空気を入れて一日以上経っているのだが、大丈夫。
チューブ等は問題ないみたい。
タイヤが大丈夫なら、あとはブレーキ周りと駆動周り。
どちらもしっかりさび付いているのだが、まずはCRCを振りかけて回して、止めて回して止めて。
チェーンもサビサビだけれども、なんとかスムーズに廻るように。
ブレーキの方も、だんだんレバーの動きがスムーズに。
そうなったらあとは変速機関係。
同じくCRCを振りかけてみると、変速機自体はなんとか作動しそう。
でも問題はワイヤー。
さび付いて切れる寸前。
仕方がないので、シフト用のワイヤーを買ってきて交換。
こちらもたぶんOK。
ここまで行けば、普通に乗る分には大丈夫。
でも素人調整、ブレーキ周りも心配なので本日、再度ちゃりんこさんに。
今度はチャリンコに乗って。
この自転車について教えてもらうと
・さびているところもあるけど、フレーム自体は大丈夫。
・タイヤもOK
・ブレーキワイヤーはさびているけど、とりあえずOK
・ブレーキパッドも、そのうちなじんでくるでしょう。
・ハンドルがちょっと曲がっているね、どこかぶつけた?
(元親父のものだし、それも中古品なのでそうかもしれない)
といったところで、おんぼろ自転車でもなんとか使えるらしい。
でも、一番の問題はサドルの位置が合ってない。
乗ることはできてもこのサドルの位置が合っていないと、足が疲れてしまって長距離を走るのは難しいとか。
実際、長距離でなくてもほんの十分程度走っただけで、足の太ももの上の方が痛いんですけど(^^ゞ
このサドルの調整、普通だったら簡単にできるのだが何せ年代物。
ボルトをゆるめてCRCを振ってみてもびくともしない。
ということで、しばらく様子を見ることに。
調整ができるようになればいいのだけれど。
とは言っても、実は一番の問題は自分の体。
自転車を乗らなくなって20年くらい。
それでも1年半前くらいまでは、そこそこ仕事で体を使ってきていたのだが、最近では末息子のちびを抱くくらいしか重いものを持っていなかったり(それでも20Kgオーバーあるので結構重い)するので、運動不足は感じていたのだが、サドルの位置もあるにせよ、ちょっと自転車に乗っただけで足が・・・痛い。
おんぼろ自転車に、おんぼろ体。
どちらもぼちぼち動かしてみて、このあとの展開を望んでみようか。