9月の末に開花した、蕎麦研さんのソバですが、「夜盗虫」にすっかり葉を食べられてしまい、このままでは枯れてしまいそうということで急遽刈り取りをすることになりました。
久しぶりに畑に来てみると、確かにほとんど葉っぱがないソバが多く見られました。
被害が多い方は、立ち枯れてしまっているソバもあり、また、ソバの実もほとんど無いようなものも見受けられたのですが、刈り進んで被害の少ない方へ。
こちらの方は茎も太く、実もしっかり付いていてまずは一安心。
昨年はソバの刈り取りには参加できなかったのですが、聞くところによると、ソバの実は別にしてソバ自体の量は昨年の倍以上だとか。
やっぱり筋蒔きにして、その後の管理もできたからなのでしょうか。
それにしても農作物を作るというのは難しいものですね。
確かに、夜盗虫の食害が見られた時点で農薬をまけば、被害はもっと少なかったはずなのですが、まあ言ってみればここは「遊び」の畑。
だからオーガニックにこだわって、無農薬で行きたいところ。
食害さえなければ倍は収穫できたかも、となると「なりわい」としていたら収入が半分になるので、そうはいかないわけで、自衛の手段としての防除というのも致し方がないところと、やっぱり農家の方の苦労が感じられました。
さて、最終的に今年は、どのくらいのソバが取れて、どんな蕎麦になるのでしょうか。