12月第一日曜日の、静岡県下一斉防災訓練。
今年は地元の役もなく、地元の防災訓練には参加しなかったのですが、実は今回、ネット上でも防災訓練がおこなわれていました。
掛川地域SNS「e-じゃん掛川」では開始以来、9月と12月の防災訓練の際、毎回e-じゃん掛川上で災害時を想定して災害時優先モードに変更して、防災コミュニティにて、訓練トピックを立ち上げ災害状況を書き込みしてもらうようにしています。
ただ、これまでは、一部有志の市民、職員からの書き込みで、寄せられるコメントもさほど数が多くなく地域が限られていたりといった感じでした。
それでも、訓練を反映して、実際の災害時(台風12号など)の際には、有志からの災害状況が寄せられ、災害状況共有には一定の効果が感じられました。
さて、今回の防災訓練。
今までとは違うのが、災害時に関わる全掛川職員からの災害情報報告が、訓練トピックに書き込まれたこと。
その前に、書き込み練習トピックにも多くのコメントが書かれたのですが、今回実際の訓練トピックには300件を越える災害状況が寄せられました。
被災時、全体的な状況はマスメディア、テレビやラジオで報じられます。
自分が住む範囲は、自分で確認できます。
でも以外と情報が入ってこないのが、ちょっと離れた場所の状況。
被災時、不安なのは周りの状況が把握できない、というのがあると思います。
まずは地域の災害状況をネット上で共有する、というのが被災時には必要。
そういった面では、今回掛川市でのe-じゃん掛川を使った防災訓練は、価値があると思います。