先日、ちょっとした機会で、酒蔵の見学をさせてもらいました。
著名な酒蔵で、以前ビール工場なんかも見学したりしたイメージからすると、さぞ大きな工場でお酒を造っているんだろうとおもっていたのですが・・・
比較的大きな建物があって、そこが工場だと思っていたのですが、そこでちょっとしたビデオを見学したあと
さて、酒造りの現場を案内しますね、と案内された先がそこから奥に入って、家の門の中。
奥にはお屋敷があって、どこに工場があるんだろうと思っていたら、この屋敷内が酒造りの中枢。
米を洗う工程は、いってみれば庭先。
お米を蒸す場所は、そこからちょっと入ったところ。
意外と、こぢんまりしたところで、それからフリー。
食品関係の現場というと、帽子、マスク着用、その上入る前にはエアールームに入ってね、という印象。
それでも靴は履き替え要所要所に消毒液らしきものを浸したマットがあったものの、それ以外は普段の格好でそのまま。
ここでこの中になんか落としちゃったらどうなるんだろう、とか、同行者がそんなことがないようにとか、こっちが妙に緊張してしまいました。
それにしても、食品関係。
衛生に関していろいろと自主的にナーバスになりすぎて、大手食品系の下請けとかだとリスク回避で過剰に縛りが要求され、なんてことも過去経験しているので、意外。
自然な外気とその他諸々を排除せず、そのまんまでで造っている酒蔵だからこそ、あんな酒ができるんでしょうね。